みなさんこんにちは!
管理人のナリアです。
近年、大きな注目を集めた東京女子医科大学の不正疑惑――
その中心にいた人物として知られるのが、岩本 絹子(いわもと きぬこ)さんです。
かつては産婦人科医として長く現場で活躍し、病院の理事長や大学の要職を歴任していた岩本さん。
ですが、至誠会第二病院の元理事長という立場から一転、背任容疑での逮捕・起訴に至ったことで、彼女の経歴や学歴(高校・大学)についても関心が高まっています。
実は、インターネット上で「岩本絹子 wiki」や「現在どうしてる?」と検索されることも多く、メディアでの報道内容だけでは見えてこない部分を知りたい方も多いのではないでしょうか。
- 岩本絹子さんの学歴(高校・大学)はどこ?
- 医師としての経歴や実績は?
- 理事長時代に何が起きた?
- 逮捕・起訴後の現在の状況は?
この記事では、上記の疑問について情報を整理しながら、岩本絹子さんの経歴や現在までの道のりをわかりやすくご紹介していきます。
- 岩本絹子さんのプロフィール(wiki風)
- 高校・大学などの学歴や医学博士取得の背景
- 産婦人科医・病院院長としての経歴と理事長時代
- 至誠会第二病院と東京女子医大での不祥事
- 現在の動向や逮捕後の報道まとめ

岩本絹子さんの歩みは、決して一言で語れるものではありません。
今回の記事では、事実に基づいて、できるだけ客観的にまとめていきたいと思います。
気になっていた方の参考になればうれしいです。
岩本絹子のプロフィール【wiki風】
名前 | 岩本 絹子(いわもと きぬこ) |
---|---|
生年月日 | 非公表 |
出身地 | 佐賀県唐津市 |
学歴 | ・東京女子医科大学 卒業(1973年) ・東京女子医科大学大学院 修了(1977年、医学博士取得) |
職業 | 医師(産婦人科) |
主な役職 | ・東京女子医科大学 元理事長 ・至誠会第二病院 元理事長 |
保有資格 | ・産婦人科専門医 ・母体保護法指定医師 ・麻酔科標榜医 |
【続報】“女帝”は別の工事でも約5000万円キックバックか…背任容疑で逮捕の東京女子医科大学元理事長の岩本絹子容疑者(78) #FNNプライムオンライン https://t.co/CjUexoGKOL
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) January 15, 2025
- 佐賀県出身で東京女子医科大学を卒業
- 大学院では医学博士号も取得している
- 産婦人科医として活動し、理事長職を歴任

学歴や資格だけでなく、時代を超えて医療と経営の両面で関わっていたことがうかがえます。
次は、どんな経歴を歩んできたのか、詳しく見ていきましょう。
岩本絹子の学歴は?出身高校や大学を調査!
岩本絹子さんの出身高校については、2025年現在、信頼性の高い公的情報は確認されていません。
しかし、その後は東京女子医科大学に進学し、1973年に卒業。さらに1977年には同大学の大学院を修了し、医学博士の学位を取得しています。
大学院での研究テーマは「母児感染における新生児大腸菌感染症」に関するもので、産婦人科分野の専門医としてのキャリアの土台となっています。
学歴の詳細
時期 | 学歴 |
---|---|
1973年 | 東京女子医科大学 卒業 |
1977年 | 東京女子医科大学大学院 修了(医学博士取得) |
- 高校についての公的情報は非公開
- 東京女子医科大学を卒業後、大学院でも研究を継続
- 1977年には医学博士号を取得している

専門医としての実績も、この頃の研究が基礎になっていると感じました。
次は、実際の医療現場での経歴を見ていきましょう。
岩本絹子の経歴まとめ!病院勤務から理事長就任まで
岩本絹子さんは、東京女子医科大学大学院を修了後、産婦人科医として本格的に医療の現場でキャリアをスタートさせました。
1979年には葛西中央病院の産婦人科部長に就任。医療機関での現場経験を積みながら、指導的な立場にも立っていきます。
その後、1981年には葛西産婦人科を開業。2024年3月までの長きにわたり、院長として地域医療に貢献していました。
医師としての活動と並行して、東京女子医科大学およびその同窓組織である至誠会の運営にも深く関わっていきます。
1992年には社団法人至誠会の理事に就任。2004年に副会長、2013年には会長に就任するなど、着実に影響力を高めていきました。
また、大学側でも2001年に評議員、2008年に理事、そして2014年には副理事長、2019年には理事長にまで登りつめ、東京女子医科大学の経営の中枢を担う立場になっていきます。
- 葛西中央病院の産婦人科部長を経て、自身の医院を開業
- 至誠会や東京女子医大で長年にわたり要職を歴任
- 2019年には東京女子医大の理事長に就任

こうした経歴が、後に強い影響力につながっていったのかもしれません。
次は、理事長としての実績や、不正疑惑についても見ていきます。
東京女子医大・至誠会での理事長時代とその影響
岩本絹子さんは、2014年に東京女子医科大学の副理事長に就任し、財務や経営面に深く関わるようになりました。
2019年には理事長に昇格。
プロポフォール事件などで揺れていた東京女子医大の経営立て直しにあたります。
一方で、「黒字化」や「改革」と呼ばれた施策には、強引なコスト削減や診療体制の見直しなど、医療現場に大きな負担を与える側面もあったと報じられています。
さらに、大学と深いつながりを持つ至誠会第二病院においても、岩本さんの指導力が色濃く反映され、ガバナンスや人事面での問題が表面化していきました。
理事会では岩本一強体制が築かれ、反対意見が通りにくい状況だったとされており、懲戒処分の乱発や運営方針に不満を持つ職員の声も報道されています。
これらの動きが、後に起こる内部告発や疑惑報道の土壌になったとも言えるでしょう。
- 2014年に副理事長、2019年に理事長へ就任
- 大学と至誠会の運営を主導し、影響力を強めた
- 経営改革の裏で、現場や職員への負担が拡大

トップダウンが過ぎると、組織の健全性が揺らいでしまうこともあります。
次は、いよいよ報道された「疑惑のカネ」について詳しく見ていきましょう。
疑惑のカネとは?背任容疑の内容と経緯まとめ
岩本絹子さんをめぐる一連の問題の中で、最も注目を集めたのが「疑惑のカネ」に関する報道です。
2023年以降、週刊文春や東洋経済オンラインが相次いでスクープを公開。内容は、大学や至誠会からの不正な資金流用をめぐるものでした。
報道で明らかになった3つの主な不正支出は以下の通りです。
- 約2.5億円:至誠会からの架空の出向職員による支出
- 約1億円:元宝塚スターの親族企業への業務委託費
- 約2.5億円:建築アドバイザー料として支出された架空費用
さらに内部告発に対し、デジタル・フォレンジックで告発者を特定。懲戒解雇処分にまで発展しました。
その後も、警視庁や東京国税局が本格的な調査を進め、2025年には背任容疑で逮捕・再逮捕・起訴という重大な展開を迎えています。
- 報道機関により不正疑惑が次々と暴露された
- 架空職員や親族企業などへの資金流用が発覚
- 2025年に背任容疑で正式に起訴されている

特に医療機関にとって「信頼」は命とも言えるものですから…。
次は、現在の状況と今後の動きについて整理していきましょう。
現在どうしてる?逮捕・起訴後の岩本絹子
岩本絹子さんは、2025年1月13日に背任容疑で警視庁に逮捕されました。
容疑の対象は、東京女子医大の新病棟建設における約1億1700万円の架空の建築アドバイザー料で、大学に損害を与えたとされています。
さらに同年2月3日には、別件として旧・東医療センターの移転に伴う建設費用の一部、約1億7000万円が不正支出されたとして、再逮捕されています。
そして2月21日、東京地検から背任罪で正式に起訴されました。
これにより、岩本さんの長年にわたる医療界での立場は完全に揺らぎ、理事長職の解任や大学施設への立ち入り禁止措置も実施済みと報じられています。
2025年現在、岩本さんは以下の医療資格を引き続き有しているとされます:
- 日本産婦人科学会産婦人科専門医
- 母体保護法指定医師
- 麻酔科標榜医
ただし、今後の裁判結果や医師会の処分によっては、資格停止や医師免許の影響も懸念される状況です。
- 2025年1月に背任容疑で逮捕・翌月再逮捕
- 2月に正式起訴、損害額は2億円超
- 理事長解任・大学立ち入り禁止措置が下された
- 現在も複数の医療資格を保持中だが、今後の動向に注目が集まる

医師としてのキャリアは本当に立派だっただけに、残念な展開です。
今後の裁判の行方や処分の内容も、引き続き注視されることになりそうです。
まとめ・岩本絹子の経歴と学歴(高校・大学)wiki!至誠会第二病院元理事長の現在とは?
今回の記事では、東京女子医科大学や至誠会第二病院の元理事長として知られる岩本絹子さんについて、高校・大学などの学歴や、医師としての経歴、そして現在の状況までをまとめてご紹介してきました。
- 岩本絹子さんのwiki風プロフィールを表形式で紹介
- 高校は不明だが、大学・大学院は東京女子医科大学で医学博士を取得
- 産婦人科医として現場経験を重ね、至誠会や大学で理事長職を歴任
- 大学・至誠会を巡る資金不正や「疑惑のカネ」報道が表面化
- 2025年には背任容疑で逮捕・再逮捕・起訴され、現在も裁判中

組織の運営と倫理のバランスの難しさを、改めて考えさせられる出来事でした。
今後の動きも注目しながら、引き続き事実を丁寧に見ていきたいと思います。
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